エドワード・ホッパーとヒッチコック

TVをつけたら「エドワード・ホッパー」特集やってた。

彼は「光を描くことにしか興味がない」と言っていたそうだ。

そこにある、人や風景でなく、光を描いているのか。

この「線路わきの家」という印象的な絵。

映画「サイコ」のインスピレーションを得たらしい。

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映画に詳しい友人のA氏が、詳しく教えてくれました。
持つべきものは友、ありがとう！

ヒッチコックはトリュフォーとのインタビューの中で、ホッパーの絵にあるように、
あの屋敷はカリフォルニアではごく当たり前に見られる様式で、
それを狙ったはずなのに、
映画のイメージのおかげですっかり怪奇屋敷のようなたたずまいに思われてしまった。
といったような事を語っていました。
ホッパーの画集でこの絵を見つけた時は、あっこれの事だ！と、ちょっと嬉しかった。
『サイコ』モーテルが水平のイメージ、
屋敷が垂直のイメージといった対比もねらったそうです。

ヒッチコックは監督になる前は映画の字幕描きから美術デザイナーになった経緯があるので、
そのヴィジュアル・センスがグラフィカルなんですよね。
だからソール・バスにもいち早く反応したんだと思います。
そうそうガス・ヴァンサントのリメイク版『サイコ』は観ましたか？
モニター２台並べてオリジナルと同時に流すと面白いよ！（やったことはないけどw）

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