写真家 〝齋藤陽道さん〟と筆談したこと。
はじめて見たのは『感動」というタイトルの写真集。
ベタなタイトルだと思いつつ、ページをめくると、立ちすくんだ。
綺麗な写真、うまい写真は、職業柄たくさん見るけれど、心を揺らす写真だと思った。
その後、写真展で彼と会い、耳が聞こえないことを知る。
彼と筆談した。
交互に、ノートに鉛筆を走らせ、筆談した。
口で話すより、ほんとをいっぱい話しているじぶんに気がついた。
あの時、何を語りあったんだろう。
この写真は、2013年5月。
「せかいさがし」というタイトルの写真展。
一軒家の壁に、押入れに、床の間に、写真が飾ってあった。
ここが、斎藤さんの「せかいさがし」の入口だったのかな。
帰り際、斎藤さんが、玄関で見送ってくれた。
スタッフの方に、「ふんいきが似てますね」と言われたのを覚えてる。
特に好きな3冊。
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