アイデアスケッチを描いている時が、いちばん楽しい。
こんばんは。
早く寝ようと思っていたのに、真夜中の3時半です。
寝る前に、アイデアスケッチのことを少し書いてみます。
作家とかアーティストと違って、
グラフィックデザイナーの仕事は、依頼があって初めて始まります。
ある大学で、ミステリー作家3人の講演があるので、
告知用ポスターやツールを考えて欲しいという依頼でした。
コトバでキーワードをたくさん出して、可能性をどんどん広げます。
ある段階に入ると、アイデアスケッチをたくさん描きます。
(いきなり、アイデアスケッチからということもあります)
例えば、大学の中で殺人が起こったとしたら、どんなシチュエーションだろう。
キャンパスの森の中?
三日月がまぶしい夜?
遺留品は何があるだろう?
描いてるうちに妄想もどんどん拡がります。
絵にすると、
登場する人物の着ている服、
髪型、
小道具、
シーンなど、
どんどん具体的になってきます。
この男女の関係は?
二人の性格は?
1枚の絵の中に無限のストーリーが生まれます。
脚本に、演出がついていくような感じかもしれません。
この時は、自分にリミッターをかけず、予算も度外視です。
だから、この時が一番楽しいのかもしれません。