ミッフィー、ジュリアン・オピー、ドラえもん、、、
デザイン提案をしました。
コンセプトは納得できるけど、
もっとポップで明るい感じにしたい!との要望。
そっか、一瞬で気分や気持ちが伝わらないとね。
結果、成城大学の男の子と女の子をふたり、
アイコンのように書くことにしました。
実際、オープンキャンパス担当の学生にモデルになってもらいました。
似てるけど、線はそぎ落として、愛らしく。
イラストは、白根ゆたんぽさんにお願いしました。
最初のイメージは、
ここまで究極的にシンプルで、強いキャラクターはいない。
そぎ落とすものがまるでない。
それでいて、記憶に残り、誰にも愛される。
アートの世界でいうなら、ジュリアン・オピー。
人も風景も、コミックのような太い線で、特徴を抜き出している。
写実以上にアイコンとして残りやすい。
彼の描く漫画全てがそうだけど、
キャラクターの線の数が少なくて子供が書きやすい。
そう、子供でも描ける!が重要なテーマかも。
ポスターやチラシのデザインを考える時、
コンセプトやアイデアがもちろん大切なんだけど、
最終的に、見た目はどうなの?
という問題になる。
ビジュアルの伝わるスピード、とか、インパクトと言えばいいのかな。
ずいぶん以前、講談社の宣伝部の方に、
あれこれデザインに迷った時、
広告は看板ですから!
と釘を刺されたことがありました。
その意見に抗う気持ちもあったんですが
今は、本当にそのとうりだと思う。
で、こんなの出来上がりました。
- 作者: Timothy Clark,Sandy Nairne,Peter Noever
- 出版社/メーカー: Hatje Cantz Pub
- 発売日: 2008/11
- メディア: ハードカバー
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