クリエーターのミューズ、山口小夜子さん。
ちょっと前のブログのリライトです。
先日、山本寛斎さんの「寛祭」にいってきました。
まだまだ、現役バリバリです。
いっしょに記念写真撮ってもらえて感激しました。
寛斎さんといえば、山口小夜子さん。
2007年に亡くなって、
回顧展ともいえる「山口小夜子 未来を着る人」が
東京都美術館ではじまったようです。
山本寛斎はじめ、三宅一生、高田賢三など
名だたるファッションデザイナーたちのミューズでした。
そして、資生堂にとってもまさに日本女性の鏡。
アートディレクター中村誠さんや、
セルジュルタンスのポスターはデザイン史に残るものでしょう。
小夜子さんの画像を探していて驚いたのは、
スティーリーダンの名作「aja」のジャケ写真のモデルも小夜子さんだった。
そして、銀座松屋のポスター。
小夜子さんが身につけているのは、先輩イラストレーター
なぎのたかひろさん作のものでした。
モデルを越えた存在。
日本だけでなく、世界に、
日本女性の美を伝えたひとだと思います。
展覧会、いかなきゃ。
引用
ブレイクする前、彼女はことごとくオーディションで落とされた。どこのオーディションに行っても、「髪を染めなさい」「パーマをかけなさい」といわれ続けたオーディションに行っても、とにかく“外国人風”になるよう注意された。
なぜ“西洋人になる”ことがベストなのか納得がいかなかった彼女は、いくらオーディションに落ちようと自分のスタイルを変えることはなかった。
モデルとして仕事がとれず、ドレスメーキングの学校へ戻ろうか迷っていたころ、母親に切ってもらったおかっぱ頭で挑んだオーディションが、彼女のその後を大きく変える。
お母さんにおかっぱに髪を切ってもらい、最後のオーディションに出かけた。そしたら、今まで否定され続けていた彼女を「そのままでいい!そのまんまでいいから!!」と、言ってくれた人がいた そのひとこそ、山本寛斎さんだった。